85年2月ミノルタから世界が震撼する衝撃的なカメラが登場
MINOLTA ・ α7000
ピント合わせの為のAF機構を、全てカメラボディに組み込んでいて、被写体のコントラストから距離を瞬時計測
その距離までのレンズ駆動を算出した後に、ボディのAF専用モーターの動力を
AFカプラーを介してフォーカシング、フォーカシングレンズの移動速度も計算しており、最適な速さでピントが合って
簡単に撮影が出来るのと、使用するαレンズも広角から望遠まで約30種類に及び、瞬く間に人気が出ました
発売されるやいなや、国内外から注文が殺到し、たちまち品切れ続出
予約から商品着まで3ヶ月~8ヶ月待ちの状態で、以後、品薄状態解消まで
2~3年以上もかかったという、凄まじい超大ヒット商品になり「αショック」とも言われ衝撃を与えました
α-7000が発売された翌年には、一眼レフ全体の80%をAF機が占めることになり
ミノルタ史上、最大のヒットとなった本機は、以後の一眼レフの方向をAFへと決定づけました
そのあまりの完成度の高さに、他社メーカーの技術者は寝込んでしまった人も居たと言うから
α7000の登場は凄いものでありました
MINOLTA ・ α9000
α-7000が発売されて、カメラ市場はα7000の独占状態の時
同じ年の8月・第二の「αショック」が起こります
その独占状態に追い討ちをかけるように、ミノルタからプロ用として発売されたのが、α9000です
常に被写体を追い続けるコンティニュアスAF、スポット測光、プレビュー機構、
無制限の多重露光、視度調整機構、専用モードラでの秒間5・3・2・1コマ撮影や合焦優先レリーズなど
当時のプロ機として、最高の一眼レフカメラで、α9000もプロ・アマ問わず注文が殺到しました
外観は、マニアルカメラのようでAFスタイルに見えない所がアマチュアカメラマンにも人気が出て
カメラ本体と、オプションのワインダー・モータードライブをセットして使用するスタイルが定着しまし
一般人はα7000で、プロ・アマチュアカメラマンはα9000と第二の「αショック」が現実に起こりました
現在の、オートフォーカスの原点だとも言える、MINOLTA・α7000とα9000ですが
この2台の登場で日本のカメラ技術が大きく変わり一眼レフカメラはAFへとシフトしていき
AF機能搭載で誰でもカメラを楽しむ事が出来る様になり、日本のカメラが世界中で使われ
MADE IN JAPANの刻印とMINOLTAのロゴが、当時のステータスになりました
現在の、AF機能があるのは α7000とα9000の登場があったからでしょう
カメラがフイルムからデジタルへ変わってもAF技術は受け継がれ進化しています
現在、MINOLTA ・ α7000α9000の技は、
S社へと移行しαのノウハウが活用され
EVFや追尾オートフォーカス搭載の
α99や
α77へと受け継がれ革命進化を続けています
画像は、ノスタルジーの雰囲気で仕上げてあります
カメラを持って、「まちなか」・バードウォッチングに出かけてみるのも楽しいでしょう
1日1回投票可能なので11月16日17時まで毎日投票しよう
友人・知人にも投票を呼びかけよう
投票した方には、ゆるキャラ実行委員会からプレゼントも・・・・
「出世大名」へ投票して天下統一しよう
結果発表は、11月25日(日)のゆるキャラ(R)さみっとin羽生での表彰式と
11月26日(月)以降のゆるキャラグランプリ2012のホームページで